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Ishii Hendrix 公式日記

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石井ヘンドリックスってどんなバンド?(2)


茅ヶ崎の海


石井ヘンドリックスってどんなバンド?(1)の続きでーす。

石井ヘンドリックスにとって転機になったのが、21世紀に入った2001年。岡山県にある苫田ダム、これは今や完成してしまってるが、このダムの底に沈む村の出身者である山本まりさんの音頭でプロジェクトがスタートした。このことについて語ると、いくら字数があってもたりない。一言でいうと、責任重大だった。
少しブランクがあり、自信のなかったワタシが頼ったのが、ある音楽教室だった。その講師として出会ったのが梶原秀剛さん。この時は、ボイストレーニングから始まって、要はお客さんの心に届く歌い方に改造されたのであった。おかげさまで何とかライブをこなしたが、この時は完全にフォークのギターデュオだった。このライブのために作ったのが、「懐かしい日々」。木頭村のライブで一緒に来てくれた井上卓さんも駆けつけてくれました。
炎天下の野外コンサート。水没予定地の小学校跡地で、地元の協力者の方に草刈りしていただいて、なんとかステージをつくりました。ふるさとがどうなっていくのか、気にかけていらした元小学生達が同窓会のように集まって、ライブを楽しんで下さったようで、それだけで成功でした。
なんか、地元ケーブルテレビで事前事後の宣伝をして下さったようで、繰り返し「懐かしい日々」が流された模様。照れくさかったです。

この後、梶原秀剛さんと石井ヘンドリックスの関係が強まって、NGOイベントがらみではないライブも増えていきます。この後は、ワタシ、ちはるさんに加えて秀剛さん、というスタイルが定着してきます。


2001年末から2002年正月に秀剛師匠の指導のもと作ったのが、「油ボンボン」「偶然とも奇跡とも」「世紀末は終わった」で、特に油ボンボンと偶然とも奇跡ともは、代表曲と言ってよいものになった。新生石井ヘンドリックスの原型が固まって来た時期ですな。雪乃さんと、「同じ太陽同じ雨」を合作したのもこの頃。ノってますな。
2002年には、岡山ライブの第二弾ライブをやろう、その資金集めのためにCDを売ろう。で、「懐かしい日々」のレコーディングをちはるさんと始めました。ちはるさんちでレコーディング。雪乃さんには、カップリングの朗読をしてもらいました(笑)。
家内制手工業でちはるさんと分担して、一生懸命つくりました。

で、2003年はそのCDを売るべく、それから、梶原秀剛氏が立ち上げたvoz Musicを盛り上げるべく、がんばりました。3月にはパーカッションとハモニカの「けろりん」を加えて東京でのライブに参加しました。この頃から、「油ボンボン」などのノリのよい、社会派だけど笑える路線が定着してきました。社会派は重いけど、笑いと一緒にお送りすると皆さん楽しんで、だけど色々考えて下さる。。。そういうことでできたのが、「オレの税金ナンボや」。この年の9月、初披露のライブでメチャメチャ盛り上がりました。
その盛り上がりのおかげで、「懐かしい日々」のCD、100枚以上販売しました。その節は皆さん、ありがとうございました。
その年の締めくくりが岡山ライブ第二弾。梶原秀剛氏も招くことができたし、また井上卓さんもまた参加して下さいました。楽しく過ごすことができました。

このあたりが、石ヘン第二期、とでもいうような活動です。

(つづく、と思います)
by Ishii-Hendrix | 2010-09-05 02:12 | 自分たちの音楽のこと

石井ヘンドリックスメンバーによる公式の日記です。


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